矯正歯科とは、悪い咬み合わせや歯並びを、きちんと咬み合うようにしたり、キレイな歯並びにする歯科治療です。矯正装置を使用し、歯やアゴの骨をゆっくりと動かすことによって、咬み合せと歯並びを治していきます。
矯正治療を行うメリットは、1つではなく、さまざまあります。矯正治療よって、自信に満ちた笑顔を取り戻し、心もカラダも健康な毎日を過ごしませんか?
矯正相談(月3回)
月に3回、矯正相談を行っております。歯並びに関する、ほんの些細なお悩み・ご質問でもかまいません。ご自身やお子さんの歯並びや咬み合わせが気になる方はお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
矯正治療を専門に行う、松田明子が担当します。
小児矯正(子どもの歯並び)
床矯正
床矯正装置は、歯並びの状態がガタガタ・デコボコのいわゆる「叢生(そうせい)」の治療に使われます。装置の中央にネジが埋め込まれており、装着の際にネジを少しずつ回して広げます。
これにより歯列を広げて歯の並ぶスペースを作ります。
3歳児からの受け口治療
当院では3歳児からの受け口治療を行っています。代表的な装置に歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)があります。お子さまの受け口が心配という方はご相談ください。
当院では初期早期治療をおすすめしています
- 成長期の歯が原因の受け口は、矯正装置を使用することで治せる可能性が高いです
- 自然に治る場合もあり、ある統計では自然治癒率16%ほどと言われています
試みて無駄はありません
装置を装着することによって軟組織(舌や口唇)の機能を正しく誘導します。その結果、受け口の程度によっては、初期早期治療で治癒する場合もあります。
受け口を放置する為害性
患者さん(お子さん)の心に与える影響
いじめの原因 体の特徴を子供たちは見逃しません。個性であると割り切れば問題はありませんが、ささいなことがきっかけで成長期の性格形成に影響を及ぼす可能性があります。
患者さん(お子さん)の体に与える影響
成長の抑制 食事がしにくい-よく噛まないということから成長に影響を与える可能性があります。
大人の抵抗感
成長が終われば受け口を治す手術は可能です。しかしながら毎日見慣れた自分の顔を変えるという抵抗感から、手術を受けたくないという方も日本では多いようです。
成人矯正(大人の歯並び・咬み合わせ改善)
日本人の多くは、多かれ少なかれ、何らかの不正な歯並び(叢生)をかかえていると言われています。がたがた(叢生)の歯並び以外にも、出っ歯(上顎前突)、受け口(下顎前突・反対咬合)、噛み合わない(開咬)、深く噛んでいる(過蓋咬合)等の症状もふくめると、不正な歯並びの人口はさらに多くなります。
月3回、矯正歯科相談日を設けて、成人の方の歯並びに関するお悩み・ご相談を受け付けています。お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
部分矯正(MTM)
大きくガタガタの歯並びもそうですが、意外と多いのが、「この一ヶ所の歯並びが気になる」というご相談です。
当院では部分的な矯正の相談もお受けしております。程度により全体矯正のほうがよい場合もありますが、まずはご相談ください。
矯正治療費
相談・検査
矯正相談 | 無料 |
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矯正精密検査 | 33,000円 |
混合歯列期(小学生)の治療
第一期治療(混合歯列期) | 385,000円 |
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第二期治療(混合歯列期から継続の場合) | 385,000円 |
永久歯の治療
唇側矯正(上下顎唇側ブラケット) | 770,000円 |
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舌側矯正(上顎舌側・下顎唇側ブラケット) | 1,210,000円 |
マウスピース型(カスタムメイド)矯正装置 | 990,000円 |
調節料(通院時毎回) | 5,500~6,600円 |
保定装置料 | 22,000円 |
治療内容によって必要となる治療費
便宜抜歯(1本) | 5,500円 |
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歯科矯正用アンカースクリュー(1本) | 11,000円 |
その他の装置
歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド) | 66,000円 |
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注意点
- マウスピース型矯正装置は、薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間1、2週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重
要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。 - 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります
ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと
隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。 - 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること
があります。 - ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあり
ます。 - 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する
可能性があります。 - 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)
などをやりなおす可能性があります。 - あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい
る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる
ことがあります。 - 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。