痛みを可能な限り抑えた安心な治療
当院では、歯科治療を受けることが苦手な方やお子様にも最大限配慮してストレスをなるべくかけないように対応させていただきます。
痛みの少ない麻酔
例えば麻酔を行う際は、表面麻酔や全自動麻酔器を用いて、可能な限り痛みの少ない治療を心がけております。
左から ▲表面麻酔ジェル ▲自動麻酔注射器 ▲33G(ゲージ)の極細針
痛みの感じた方には個人差があります。どうしても痛みが怖く長い期間、歯医者から遠ざかっていた方も多いかと思います。しかしながら自然に虫歯は治癒することはありませんし、放っておけばさらに痛い思いをします。
気づいた時にはもう手遅れで、歯の頭や神経を失ってしまったり、最悪の場合は抜歯ということにもなりかねません。
天然歯に勝る治療は今のところなく、少しでも歯を失うと咬合力は低下し、隣接する歯や対合歯(噛み合う歯)にも影響してきます。歯は28本すべてそろってお口のバランスをとっていますので、たかが1本と考えるのは大きな間違いであると言えます。
痛みが苦手な方は事前にお申し出ください。患者さんと向き合い、コミニュケーションをしっかりと取りながら、治療や予防の計画についての選択肢を呈示し、患者さんの希望に沿った納得のいく治療方法を選択していきます。
根管治療(歯内療法)~深い虫歯
虫歯による歯の浸食が根に深く到達すると、根管治療が必要になる場合があります。初期の虫歯は浸食した箇所を削り、インレー等の詰め物で対応し、治療日数をあまり要しませんが、歯の神経(歯髄)まで達した虫歯は、消毒と密封を繰り返さなければならないため、治療日数がどうしてもかかります。
「歯医者は時間がかかる」と言われているのはこのためです。そうならないよう少しでも歯の痛みや異変を感じたら早めの受診をおすすめいたします。
歯を失ってしまった場合
残念なことに虫歯の浸食がひどかったり、根の病巣や破折が原因で、歯の一部を歯を失ってしまった場合、または、抜歯しなければいけない場合は、主に以下のような治療方法で失った歯を補うことになります。
- インレー(奥歯の詰め物)…歯の一部を失った・削った場合
- クラウン(前歯・奥歯の被せ物)…歯の頭を大きく失った・削った場合
- クラウンブリッジ…歯を1本失い、隣接する歯が存在する場合
- 入れ歯…歯を数本~全部失った場合
- インプラント…歯を1本~数本失い、他の天然歯に負担をかけたくない場合
それぞれのページで詳しく解説しております。日ごろから予防を心がけていれば、大切な歯を失わずに済みますし、治療費もかさむことはないかと思います。少しでも異変や痛みを感じたら早めの歯科医院への受診をおすすめいたします。